収録曲- 花
- 安里屋ユンタ (あさどやユンタ)
- 月ぬ美しゃ (つきぬかいしゃ)
- 島唄
- てぃんさぐぬ花
- 童神 (わらびがみ)
- 十九の春
- 芭蕉布 (ばしょうふ)
- 涙そうそう
- 島人ぬ宝 (しまんちゅぬたから)
- ちんぬくじゅうしい
- 夜間飛行
- さとうきび畑
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試聴♪アレンジコンセプト01花
「泣きなさい、笑いなさい.......」このフレーズが歌詞のなかにあるのですが、生きているものたちのとても自然な表現で、「どうしたの、素直になりなさい」と語りかけてくるようです。忘れていたものを思い出させてくれるような懐かしさと、大らかで暖かいサウンド、二胡が優しく包んでくれます。
02安里屋ユンタ
近代沖縄音楽の巨匠、宮良長包の殊玉のメロディーを斬新なハーモニーで再構築。三線とオーケストレーションの織りなす、広く深い音世界をお楽しみください。
03月ぬ美しゃ
満月の夜、海に写る月と、昼間の疲れを癒すかの様に海に横たわるサバニ。夜香花の香りと共に月のエネルギーが私の中に満ちていく。そんなゆったりとしていて、何処か懐かしく哀愁漂う香りのする曲です。
04島唄
夏を感じさせる心地よいイメージと新しい沖縄音楽を意識してアレンジしました。特にアナログシンセサウンドを多用し、三線やギターとうまく融合させることによって、広々とした世界観、海や風、波などのイメージを演出しています。サウンドデザイナーYOH FUJIOKA独自の細部にわたるこだわりの音作りによって、原曲とは異なる癒し系の島唄が完成しました。
05てぃんさぐぬ花
沖縄で最も親しまれている名曲中の名曲。流れるようなストリングスの中で、三線とギターが暖かな光彩を放ちます。
06童神
子供はこの世に生まれてきて、初七夜までは神の子という。そのさまはまるで天から舞い降りた天使の様。愛しく、健やかに成長して欲しいという子を想い、子守り歌を歌って寝かせる気持ちを音にしました。
07十九の春
男女の切ない恋心を歌った素朴なメロディーのこの歌を、原曲のテーマを大切にしながらも新しい時代の恋の唄として蘇らせました。サウンド的には、ジャズ風なフレーズを取り入れたり、春の自然を感じさせるようなクラシカルなイメージなど、様々なジャンルを盛り込んでゆったりと展開していきます。
08芭蕉布
いわずと知れた大ヒットナンバー。スケールの大きなオーケストレーションにアコースティックギターの音色が溶け込んだリラクゼーションミュージックです。
09涙そうそう
眩しい太陽の元(した)で蝉の声を聞いた時、懐かしい写真を見た時、胸に蘇る想いがあります。その懐かしさや温もりを想いながら、ふと口ずさんでしまう…。そんなひとときを贈ります。
10島人ぬ宝
自分にとっての宝物とは何だろう・・・今まで考えたことがあっただろうか、この曲を始めて聴いた時、忘れかけていた何かを思い出した気がします。「身近に有るもの」「人」「思いで」そしてかけがえのない地球、もちろん私の住む沖縄、変わり行く自然や音楽など、どれもが大切なものばかりです。沖縄の魅力を改めて感じる事のできるこの曲を、pop な感じに仕上げてみました。
11ちんぬくじゅうしい
親子三代が仲良く暮らしていた昔ながらの生活風景を、素朴なメロディーで表現した心暖まる曲。クラッシックギターと、透明感溢れるストリングスの響きに身を委ねて下さい。
12夜間飛行
流れ星を見た時に何をお願いしよう?幼い時、空に浮かぶ星を見ていてよく思ったものでした。天の川に歩いてゆけたら何処に着くのだろう?銀河鉄道の様に行けるのだろうか?そんな夢溢れる曲だと思います。
13さとうきび畑
過去の沖縄戦の悲しい記憶を綴ったこの曲は、現在の世界情勢にも多くの事を問いかけ、また、何かを訴える「力強さ」を秘めた、心に響く一曲であると思います。どこかのんびりとした雰囲気を漂わせているような感じですが、できれば「戦争」というテーマではなく、「平和」というものを誰もがやさしい気持ちで考える事の出来る世の中であって欲しい、そんな思いをギターに込めました。
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